はいこんにちは。最近なぜか風邪が治らないナカムラです。何食ったら健康になれるんでしょうか。誰か教えてください。
さて、サイトを作って!とザックリ投げっぱなされた依頼について、何を掲載するべきで何をどう設計するべきなのか。悩みますよねぇ・・・。
今回は日本ディレクション協会の人気講座「0からのWebディレクション講座:設計編」で、DCHSの高瀬さんが非常に分かりやすい見解と考えまとめ用のテンプレを公開してくれましたので紹介してみます。
以前からこのサイトでもその重要性についてブツブツ言っている感情設計についての考えとも重なる部分多めでしたので、両方読んでいただけると理解が深まるかもしれません。
感動設計テンプレート&講演資料
ユーザーが感動するウェブサイトを実現するために必要な情報設計とは?
高瀬さんいわく全てのWebサイト、サービスは「ユーザーを感動させるため」に存在しているし、そうあるべきなんだとか。
ここで言う"感動"とは、通常の意味での感動とはちょっと異なり、「ユーザーが何かを感じて何か行動を起こす」という一連の感情⇒行動の流れ全般を指しています。
ではユーザーに何かを感じさせ、何か行動を起こさせるためにどういった流れを作り上げればいいのか?以下に詳細を解説してみます。
ユーザーの「感動」を作り上げる具体的な流れ
サービスの持つコンテンツと、そこに来て欲しいユーザーを定義し、そこで受け取る情報を設計し、どんな行動を起こしてもらえば、最終的な成果が上がるのか?
要するにWebサイトを使ったエモーショナルなマーケティングを行えって事らしいです。僕の書いた記事よりずっとシンプルで分かりやすいですね。こんちくしょう。
感動設計テンプレートの個別解説
以下で各テンプレートの解説をザックリ行ってみます。実際に利用する際の参考にご利用ください。
1.登場人物3Cの把握
事業、ユーザー、競合の3者をまずは明確にして、そのビジネスに関係するそれぞれの立ち位置を把握しておきます。
2.コンテンツのポジション(競合含む)を知る
複数のサービスを比較対象に、競合と比べたサービスの立ち位置を明確にするために使います。
縦軸や横軸に何を入れるか?によってもかなり変わってくるので、競合と比べるべきラインを間違えないようブレストやミーティングを綿密にやったほうが良いらしいです。
3.感動設計(ユーザーペルソナ+キャッチ、アクション)
どんなユーザーがメインでいて、サブでどんなユーザーがいて、どんな情報を受け取って、なんと感じてどんな行動をとって欲しいのか?
てな情報を1ページにまとめられるナイスなテンプレートシート。「こんなシンプルにまとめられない!」という声が聞こえてきそうですが、ぶっちゃけこれだけシンプルにまとめられるまで考えぬいていないなら情報設計とかはやらないほうがいいです。無駄です。
4.KGI設定とKPI設定
そのWebサイトをやサービスを用いてなんとかしようとしているビジネスの「本来の目的」を数値化したものをKGIとし、そのKGIを達成するために「伸ばすべき数字」をKPIとして設定。
ようするに「この数字が伸び続ければビジネスは絶対成功するよね」と言い切れるものはなにか?を明確にするためのシート。
これを情報設計の段階で定義してからってのは結構重要だと僕も思います。さすがっすね。
5.コンセプトの設定
上記の情報・感情設計を元にその全てを一言で表すためのワーディングを行うためのまとめシート。
多くの人間が関わるWebプロジェクトにおいて、全てのスタッフの目指す先は何であるべきか?を明確にするためにこのシートの形式はかなり的を得ていると思います。
まとめと宣伝
実際の講演では高瀬さんがこれまでやってきた実際の案件をベースに超具体的な話が聞け、「なるほどこうやるのか」と納得しっぱなしでした。
さらに上記のテンプレートを使っての本気(ガチ)提案作成ワークショップも楽しく、最近何かと話題にあがる「ユーザー体験・感情設計」について深く学ぶことができたような気がします。
実際の案件での考え方や成功・失敗体験について聞いてみたくなったら、ぜひディレ協主催の講座に足を運んでみてくださいね。
たいてい僕(ナカムラ)も高瀬さんもいるので色々聞いてみてください。
ディレクションスキルに+α「ディレクションアカデミー」
- 開催日程:2/8(土)13:00~17:00
- ミートアップ(懇親会)同日18:00~
- 場所:GARAGE AKIHABARA
- 主催:日本ディレクション協会
- 参加費用:¥3,000(ミートアップ代別途)
人気の定番講座「0からのウェブディレクション講座」
- 開催日程:2/22(土)13:00~17:00
- ミートアップ(懇親会)同日18:00~
- 場所:GARAGE AKIHABARA
- 主催:日本ディレクション協会
- 参加費用:¥3,000(ミートアップ代別途)
参照元記事:Webディレクターズマニュアル http://ift.tt/K2A7qy
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