ども中村です。最近なんだか思い出したようにディレクターズマニュアルを更新しまくっていますが、別に何かあったわけではないです。なんとなくです。
さて、今回は久しぶりにちょっとアオったタイトルになっていますが、〇〇の中には『デザイン』とか『プログラム』なんていう、いわゆる『別業種の専門分野』が入ります。
ディレクターが「いや僕ディレクターなんで分からないですよ」と言ってしまうのは完全にアウトですのでやめましょう。とそんな内容ですね。
デザインのセンスが無いことと知ろうとしない事は全くの別モノ
まず言いたいのは、デザイナー or エンジニアじゃないからって、それらを全てを「わからないもの」でくくったら何もできなくなるからやめよう。ということ。
それは結局、「僕はディレクターなんでそのビジネスの目的達成のためにユーザーに何をどう届けるか?には興味が無いんです」という暴言を吐いているのと一緒だと思うんです。
僕らは確かにエンジニアじゃないし、デザイナーじゃないです。だから当然本職の方々には知識でも経験でも全く及ばないです。
が、本職である彼らにフルパワーで制作にあたってもらい、その先にあるエンドユーザーの満足を最大化し、結果としてクライアント(または自社事業)のビジネスを成功させることこそが本来のディレクターの仕事ですよね?
デザインについて全く何も知ろうともしていない人から「この色はあんまり好きじゃないなー」とか言われたらどんな温厚なデザイナーだってキレます。当たり前です。ディレクターの脳内イメージ補完の道具に他のスタッフを使っちゃアカンと思うんですよ。
本職じゃなくても、せめて興味をもって学んでいきましょうよ。デザインに限らずね。
エンジニアと会話できないままでプロダクトは作れない
上記の話はそのままプログラムの領域においても言えます。HTMLやCSSはもちろん、PHPやらJavaやらがどんな環境で何をする時にどんなことができるのか。
ディレクターなら最低でもそのくらいは分かるようになっていなければ、本当に作りたい、作るべきプロダクトが作れない。。。ていうか、できなければディレクターって完全にいらない人になっちゃうと思うんですよね。
ディレクション費って取れないですよねとか言ってる場合じゃないんだよ
もう本当に、あっちゃこっちゃの現場で聞きます「"ディレクション費"て見積もりに書くと必ず根切られちゃって金取れないんだよねー」てボヤキ。
まぁ色々事情はあるだろうと思うんですが、基本「ディレクターがいなくてもなんとか作れちゃう人たちの間にディレクターが入ることで生み出せる価値」を高めて見せつけていく以外にこの問題を解決する方法なんて無いと思います。
もっと本気でデザイナーとデザインについて語り合えるよう、もっと全力でエンジニアと実装方法やコードの良し悪しについて討論できるよう、ディレクターはもっと色々な事に興味関心を持ってスキルを身につけるべきだ。とまぁ、最近はそんなこと考えてます。
ナカムラと一緒に国内トップレベルのエンジニアの話を聞きに行きませんか?
はい。というわけで広告でございます。
DeNAやじげん、VASILYなど有名企業のCTOが集まって何やら色々語ってくれるらしいイベントをリクルートキャリアさんが主催するみたいなので、この機会に僕もエンジニアの頭の中を覗いてこようかと考えています。
ほんとギリギリのタイミングですがちょっとだけ増席したそうなので、ご興味あるかたはぜひぜひ。
参照元記事:Webディレクターズマニュアル http://ift.tt/K2A7qy
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